社会福祉法人の会計・税務サポート

社会福祉法人とは、社会福祉事業を行うことを目的として設立された法人です。社会のために貢献する事業を行うのが目的であり、営利を目的としないため、法人税は一般的には発生せず、会計の処理も社会福祉会計基準に基づいて行われることから、普通法人とは異なる特徴をもっています。
例えば一つの取引に対して二つの仕訳が発生する点や、法人内に会計単位を設定してその区分毎に計算を行う点、また法人の内部で区分を設定しているため内部取引が発生する点等が挙げられます。

当事務所はこれまでの豊富な経験を活かし、社会福祉法人会計に特化しております。

社会福祉法人に対するサポートの特徴

1,社会福祉法人に精通
普通法人とは異なる会計基準で特徴のある会計処理を行いますので、社会福祉法人へ関与する機会がなければ、税理士であっても分からない法人の分野となります。
私自身も当初は全く分からない状態でしたが、ご縁があって社会福祉法人へ関与したことをきっかけに、分からないことを得意の分野にして事務所の強みにしたいと考え、日々研鑽を重ねております。
これまで培った豊富な経験で、会計・税務を中心に法人の運営まで全面的にサポートいたします。

2,社会福祉法人会計の新基準に対応
現行の社会福祉法人会計基準は平成29年に新しくなり、旧基準に比べ複雑化しました。
法人のガバナンスを確立するため新たな機関を設け各機関の職務権限と責任の明確化、法人運営の透明性を高めるため計算書類等の情報開示、財務規律の強化と社会福祉充実計画の作成義務化など、既存制度の問題点を改革した新基準となっています。
サポートもこの新基準に完全に対応し、今後も質の高いサービスを提供できるように、アンテナを高くはり情報の収集とアップデートを続けております。

3,予算の作成・補正をサポート
次年度の予算の作成や、決算に向けて予算の補正を行う作業も社会福祉法人の特徴であり、予算を超過しないように各科目ごとに検討しながらとなりますので、大変手間のかかる作業です。
当事務所では、会計のデータをベースにして法人の担当者の方と相談をしながら予算作成のサポートを行っております。予算作成の作業は年度末の繁忙期と重なりますので、法人側の負担も軽減されご満足をいただいております。

4,社会福祉充実計画の作成をサポート
社会福祉充実計画の作成は、慣れていない場合にはその金額の算定等大変難しい作業です。また作成後も承認、申請の手続き等一連の流れの中で分からないことも多いと思われます。
その不安を解消できるよう原案の作成から申請まで丁寧にサポートいたします。

5,監査への立会
社会福祉法人は適正な運営確保のため指導監査という制度があり、所轄庁から定期的に法人へ監査が入ります。
事前の準備から監査当日の立会まで、法人の強い味方となれるように一緒になって指導監査へ対応いたします。

 社会福祉法人はどうぞ当事務所へお任せ下さい。

どうぞお気軽にご相談下さい。