7月になりました。梅雨も明けて「梅雨明け十日」という言葉の通り連日猛暑が続いております。
税金では納期の特例として1月から6月分までの源泉所得税の納付、路線価の発表などがある月ですがたまには税金以外の話題をしたいと思います。
趣味として筋力トレーニングやストレッチ、マラソンや水泳など体を動かすことが大好きですが、その反面で読書も好きで月に4~5冊のペースで読んでいます。
今回は今月読んだ本を感想(ネタバレしない程度)と一緒に紹介したいと思います。
最近はまっているミステリー関連の本が多かったのですが、まずは湊かなえさんの「白ゆき姫殺人事件」です。物語は複数の視点から情報量が多く構成されており終始振り回される展開でした。読了後に映画化されていることを知ったのですが、自分ならどういうキャスティングにしようかとつい考えてしまいました。
2冊目は知念実希人さんの「硝子の塔の殺人」です。ボリュームが多い本のため、当初はゆっくりと読み始めましたが、段々と物語に引き込まれていき途中から一気に読み終えてしまいました。物語内には実際のミステリー小説やミステリー作家の話題がたくさん散りばめられているため、私のようなにわかファンではなく生粋のミステリーファンなら共感箇所も多くさらに楽しめたと思います。
3冊目は赤川次郎さんの「マリオネットの罠」です。これもミステリーですが最後の数ページでどんでん返しがあり、だからこのタイトルなんだと合点がいきました。読んでいてどこか懐かしい昭和の感じがして、読み終わった後に文庫本を見たら私が生まれたまさにその年月に発行された本でしたのでとても親近感を感じました。
4冊目は黒木あるじさんの「黒木魔奇録 魔女島」です。少しでも涼しくなりたいということで怪談話です。短編で怖くて不思議な実話が沢山収録されており、一話が数ページ程ですがどれも簡潔にまとめられているため、読みやすく満足感のある本でした。シリーズ化されているので、また違う本も読んでみたいと思いました。
最後は福沢諭吉の「学問のすすめ」です。以前原文で読んだことはありましたが、今度は現代語訳で読んでみたいと思い購入しました。コンプラ云々の昨今とは違い結構厳しい事もズバッと書いてありそこにも新鮮味を感じました。福沢諭吉は会計の重要性を説き日本に複式簿記を導入した人物であるため個人的に大変尊敬しています。常に学び続けなければならないし、学ぶことにゴールは無いと思います。
生活の一部として、そして見聞を広げるためにも今後もたくさん本は読みたいと思いますし、誰かと同じ本の話題で盛り上がれたらそれはとても素敵な事だなと思います。